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技術系与太話ブログ

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック

読了。

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

似たような本散々読んだので、まぁ、アレですが。

気になったのはコメントの部分。
不必要なコメントはもちろんすんなよと言ってるんですが、コメント自体は有用ならOKと。
ただ、コメントは本質的でないのに画面スペースを占有するからという理由から、
占有スペース以上の価値がある必要があるとの事。
ただ、ドキュメンテーションコメントとタスクコメント(TODOとか)以外のコメントはほとんどGitとかでいいんじゃないかなーと。
Clean Codeでボブおじさんも似たようなこと言ってた気がする。

Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技

Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技

そもそもコメントはプログラミングのレイヤーよりかはもう少し上のレイヤーで処理すべき事項なのではないかしら。
個人的にはIDE前提で、IDEのメタデータとしてコメント書く感じになって欲しい。
ソースコードには無関係でいて欲しい。
IDE上のコメントをローカルコメント(完全に自分用)、Git等でコミットコメントをグローバルコメント(チームで共有)みたいな感じ。

リーダブルコードで推奨されていたコメントとして、プログラマーの思考をまんまコメントに残しとこうぜというもの。
「これはこうだからあーしてこーして云々」みたいなのをコメントで書いて、その後実装。
その後コメントをリファクタリングして整ったコメントにする(チームで共有するのに許容出来るクオリティに保つ)。
ただコメントはやっぱりコスト高い。
有用なコメントなんてめったに書けない。
ほとんどのコメントは不要だし、保守されずに陳腐化して矛盾する。
だから割りきって、プログラマーの思考をなぞったコメントはローカルコメントとしてチーム非共用で置いておく。
で、ある程度完成してドキュメント化になった段階でチームで共有するためのグローバルコメントを書くみたいな感じ。
もちろんそれとは別にドキュメント書くわけですが。

今書きながら適当に考えたんですが、なんか微妙ですかね、これ。
ただ、コードにまんま自然言語を書くってのはどうなのかなーとコメント懐疑派なわけです。


非常にどうでもいいんですが、サンプルでC++PythonRubyJavaJavaScriptといろんな言語が載ってたわけですが、何故C#が無いのかと。
かなC。